米商務省センサス局が米国内で一月に建設された新築住宅戸数を調査して発表する指標です。
住宅建設は季節ごとのばらつきが大きいため、調整をかけたうえで年率換算して発表しています。一戸建てと集合住宅に分けて、北東部、中西部、南部、西部の地区ごとに集計されています。
同時に発表される住宅建設許可件数は、建設にあたって地方自治体への許可申請が必要な地域における許可発行件数を調査したもので、実際の着工に先駆けて許可申請が実施されるため、住宅着工件数の先行指標となります。
住宅の購入に伴って、家具・家電などの耐久消費財の購入が行われることが多く、個人消費への波及効果が大きいことから注目されています。
雇用市場の動向や、消費者の景気への信頼感などとの相関があるそうです。
※計測期間の翌月第3週に発表されます。