消費者物価指数(CPI)
米労働省労働統計局(BLS)が、都市部の消費者が購入する商品やサービスの価格の変化を調査して指数化したもので、変動が激しい食品とエネルギー価格を除いたコア部分の指数も同時に発表されます。
米国のインフレターゲットの対象は個人消費支出(PCE)デフレータで、日本を含め多くの国でインフレターゲットの対象とされているCPIとは少し違います。
ですが、発表時期が対象月の翌月15日前後と、対象月の翌月末もしくは翌々月初めとなるPCEデフレータに比べて2週間程度早く、変化の傾向が似ているため、市場の注目度は物価関連指標の中で最も高いと言われています。
計測期間中の代替品の扱いの違いなどから、PCEデフレータに比べると水準は若干高く出ることが多いそうです。